邪教の大神官は二度ノックを鳴らす

ボードゲーム関連ブログ。だいたいレビューと感想。本家ウェブサイトはhttp://tantramachine.com

Indigo(インディゴ)

boardgamegeek.com

bodoge.hoobby.net


 2人~4人

30分前後
2012年~
システム Reiner Knizia
アートEckhard Freytag/Walter Pepperle
Ravensburger Spieleverlag GmbH

レビューとか

 まずはこのゲーム概要を見るんだ。


ツ ッ コ ミ ど こ ろ し か な い 。

 染料関係ないやないか~い!!!!

 クニツィア先生、あんまりにもシステムとテーマの乖離が酷いとか言われすぎてご乱心したとしか思えません。あとテーマから作ってるとかいうのやめれ。誰も信じてない。私も信じてません!(


 まあそんな雑なイントロからのゲームですが、黄色(琥珀)1点、緑(エメラルド)2点、青(サファイヤ)3点の宝石を、道に沿って動かして自陣に呼び込み、点数を集めるゲームです。全くインド関係ないですね! 大体、インドの宝石で有名なのはルビーとサファイアとダイヤなんだから、琥珀とかエメラルドにしたのがまず意味が解りません。まあエメラルドは取れるみたいですが、琥珀ってロシアが有名なんじゃないの?(調べてみたらバルト海沿岸と極東アジアに産地が集中してるみたいです。えっどうでもいい???)まあクニツァーのことですから仕方ない。

 青いリボンに沿って宝石を集めますが、自陣は2陣営共通になっており、2陣営の共通エリアに宝石を運び込むと、点数を共有するので、一人勝ちはしにくくなっています。実際のプレイでも1点差でした。また、あいつにこの石取られたくぬぇぇ! という場合は、石と石をぶつけて対消滅☆も狙えるので、楽しく嫌がらせをすることも可能です。まあもったいないのであんまりしませんし、意図的にぶつけるのも割と難しい感じはします。タイルは大体、みんなが想定するような配置のリボンは全部あると思っていいのでそういう意味ではあんまり難しい事はないです。あーこのタイル欲しい! こない! とか言いながらあちこちの道をつなげていくのはわかりやすい楽しさがあります。絵が綺麗なのもいいですね。

 クニクニしさ(またその言葉を使うのか……)はあまり高くなく、あっちを取ればこっちは立たず的なディレンマや、全体的なルール内での複雑な絡みなどは皆無で、子供でもサクサク! ですが、それはそれでわいわい楽しいゲームですし、何より見た目が美しいです。現在日本国内では手に入りにくいようですが、海外通販であれば比較的手に入りやすい価格ですし、もしゲーム会で見かけたら、遊んでみてもいいタイトルではないでしょうか。

 あと、何故かクニツィア先生、ついたて好きじゃないですか? サムライとかモダンアートとか、あとこのインディゴもついたてあるんですけど、インディゴのついたて、何か意味あるんすかね????(笑)