邪教の大神官はボードゲームの夢を見るか?

ボードゲーム関連ブログ。だいたいレビューと感想。本家ウェブサイトはhttp://tantramachine.com

Bears vs Babies(ベアーズ vs ベビーズ)

 

2人~5人

15分~20分

2017年~

システム:Matthew Inman/Elan Lee
アート:Matthew Inman

 

◇どんなゲーム?

 陸海空赤ちゃん軍(どう見てもクリーチャー)を、プレイヤーの生み出した合成クリーチャーが攻撃して赤ちゃんカードを回収(食べ)、得点の合計を競うゲームです。

 ジャンル:バカゲー

 

◇レビュー

 Kickstarterで人気のあったゲームを製作しているグループのゲームだそうです(実はよく知らないです。BGGだとセルフパブリッシュドってあるんで、日本で言う同人ゲーム的なポジション)。

 シュールなイラストがいちいち笑いを誘いますが、こういうセンスは日本人からは出てこないだろうなあと言うキモかわい……くなさ。多分某メーカーや某メーカーによって日本語化される事は絶対にないであろうタイトルである事が一目で察せられます。というかそもそもKick以外で輸入しようというメーカーもないと思うわ。これ。

 Kickstarterの特典でコンドーム付いてくるとか、パッケージに毛が生えてるとかもうそれだけで面白すぎます。拡張のカードも卑猥で、多分ゲームマーケットで販売できない奴ですね。いや、でも一応ちらっと見た限りでは隠されてた様な気はしますけど、だめだよな。これ。うん。だめだわ。

 陸海空軍の赤ちゃんカードはプレイヤーがピックすると強制的に場に裏向きに積まれ、その攻撃値の合計は、プレイヤーが攻撃(PROVOKE)するまで数字は不明。また、陸/海/空軍の場札に対応したクリーチャーの頭があり、対応した赤ちゃんカードの山しか攻撃できません。攻撃力がプレイヤー>赤ちゃん軍で、かつ攻撃力が一番高いクリーチャーのプレイヤーだけが赤ちゃんカードを回収できます。そして、戦った赤ちゃんと同色の頭のクリーチャーのカードセットを持っているプレイヤーは、全てカードを破棄しなければなりません(勝ったプレイヤーも)。

 クリーチャーには体のパーツのつなぎ目に縫い目があり、縫い目の数がぴったり合っているパーツ以外は付けられないようになっています。大体、首、胴体、足、手(翼だったりチェーンソーだったり!)に分かれており、マークの付いているカードにはアイテムを持たせる(接続?)こともできますし、オプションの帽子パーツをかぶせたり(攻撃力が2倍!)も出来ます。このカードがまた頭おかしくて、テキストが「健康上に問題を抱えている鳩」(目がいっぱい付いててよだれ垂らしてる)って、どこが対応年齢7歳以上だよ! っていう頭のおかしさ。私が親なら子供にはやらせたくないです。あーアメリカ人が好きそうなジョークだわーこれー。

 妨害カードには、体のパーツを一個捨てさせるカードがあるのですが、首を飛ばすとそのクリーチャーは死ぬって描いてあるんですが、そのカードに描いてある絵がどう見ても首なしマイクで、さらに首パーツをあとから付けたら生き返る、とか、雑にもほどがすぎます。

 ゲーム内容自体は割と普通(まとも)ですので、このセンスについて行ける、笑える自信がある方は買ってもいいかもしれません。でも、これ、まず日本で遊ぶ機会ないゲームだろうなぁ……。