3人~5人
20分前後
2014年~
システム:Jordi Gené/Gregorio Morales
アート:Marek Bláha
Amigo Spiel + Freizeit GmbH
◇どんなゲーム?
メイフォローのトリックテイキング。
各カードには複数の色(スート)と数字が描かれていて、場の色を比較して一番高い数字の人がそのトリックを取ります。
各プレイヤーには特定の色(秘匿情報)があり、その色が描かれているカードを集めるとプラスなのでそのカードを集めるが、特定の色(公開情報)の描かれているカードを集めるとマイナスなので、なるべく取らないようにするゲームです。
◇レビューとか
あんまりトリックテイキングっぽくないトリックテイキングと言われてプレイしてみましたが、普通にトリックテイキングでした。
公開情報の方が表面で統一色のセットになっていて、秘匿情報の方の色が裏面に描かれています。使わなかった色カードのうち1枚を外して、残り2枚を公開山札にして、毎ターンめくっていきます。この色が、そのラウンドのスートになります。つまり、手札の強いカードを集める……のではなくて、場のスートに手札に多いものにしなければうまくカードを集められないわけです。
正体隠匿ならぬスート隠匿系(特定スートを一生懸命集めていればどうせばれますが)変則トリックテイキングでした。
個人的には変態度とわかりにくさ(1枚のカードでたくさんの色/数字があるからね……)でシュティヒェルンに劣る感じがあり、あんまり好きになれませんでした。トリックテイキング好きならヒットする物があるかもしれません。