5/4はクローズ会、5/5は金色鮫ボドゲ倶楽部でした。
一緒に遊んでくださった皆さん、ありがとうございました!
5/4
カブキトリックス
トックリテイキング
ドローウエスト
Road To Lord
KAITAKU
カブキトリックス
シンガポールのメーカーが出したトリックテイキング。BGBEで頒布されたもの。
マストフォロー、ビッドあり、スート強弱固定(可変)。ランクの強弱逆転や切り札の変更があるルールなのでかなり警戒してたのですが、ゲーム途中からビッドできるシステムがあるので問題にはならなかった模様。ビッドの仕組みがわかりやすいので、トリテに興味を持った初心者が始めるにはいいゲームだと思います。
惜しむらくは、おしゃれに振ってわかりにくいUI部分かな……。ゼロトリックカード、裏面を他のプレイカードと同じにする必要なかったね、とか、フォントがかくかくしてわかりづらいのは気になりました。
トックリテイキング
トリテではない。これはジャンル的には何になるのかな?
ゲーム性とべつやくれいさんのイラストがマッチしすぎてて最高! わっと遊べて盛り上がって大変よいですね。5人プレイが出来たらいいのになってちょっとだけ思ったけど、やっぱ人数多くなるとバランス悪いかな……。ゆるいけどすごく盛り上がるよいゲーム。こういうゲーム好きですよ。
DRAW WEST
正体が途中で明かされていく系?
台湾のSOSO STUDIOのゲームですが、同メーカーのほかのゲームと比べて予算も内容も低予算感がすごい……。UIもよくないし(アクションカードと資源カードの裏面デザインが同じなのはさすがにどうかと)、運要素が強すぎて坊主めくりと大差ない感じ。アクションによってラウンド終了時のアクションが変わるのに、同じ側のカードが来すぎて選ぶ余地がなかったこともあったし……。運ゲーは好きだけども、プレイヤーが介在する余地の薄い運ゲーはあんまり好みじゃない。
Road To Lord
以前作者がヤポンブランド会で持参していて、遊ばせていただいていたので、リリースが決まったら絶対買う! と決めていたトリックテイキング。内容は面白いのですが、いかんせんルールブックが読みづらい……。特定の用語をゲーム専用の用語に置き換えているのですが(切札が「王の渇望」など)、それが頭に入らなくてちょっと戸惑いました。あと、点数のカウントがわかりづらいので、サマリー1枚つけて欲しいなと思いました(トリックを取ったプレイヤーのカード枚数によって点数が変わる為)。
手札15枚の8回トリックが1ディールのマストフォローでたくさん勝つ方がいいタイプのトリテですが、毎トリック切札が変わり(場に表示されているのでころころ変わるわけではない)、手札は1ディールで使い切らないと失点、出すカードは枚数分桁数になる(ex.1と3を出したら13)というルール。桁数がぶっ飛ぶのはジンバブエトリックを思い出しますが、累積はしないのでプレイ感は全く別物です。
KAITAKU
をしだやさんの紙ペンゲーム。チャック横丁枠。気になったのでチェックしてたら、結構前評判が高かったそう。はがきサイズなのでゲムマチャレンジ枠と思われる。
内容は陣取り系? これくらいのインタラクションの紙ペン、今までなかったのが不思議なくらいシンプル。なのに色々なせめぎ合いがあって、運要素もいい感じに効いている。マルチゲーといえばマルチゲーだけど、これくらいのライトさなら全然アリ。これは繰り返し遊びたい枠です! 次再販するとかであれば、プレイヤー名を書く欄と点数を書く欄をつけて欲しい。
5/5
あいうえバトル
賽の河原
ittabi
あいうえバトル
テレビでルールを見たときは「ワードン」みたいなゲームだなと思ったけど、多人数用にチューンされてる部分が結構強め? 遊んでみたら結構違った。ワードガ共通なので自爆の要素があるのが最大の違いかな。
賽の河原
無料でもらったゲーム……なのですが、これ無料でもらってよかったんですか??? (たまたまおまけで下さっただけで普通に販売してたのかも)
内容はゆるいバランスゲームですが、欲をかくと崩壊してぐちゃぐちゃになるの、同じ仏教ネタの蜘蛛の糸みがある(芥川と言えばまあそう)。オプションとして協力ゲーム的に遊んで、全員がビンゴしたら成功、みたいな遊び方もアリかもしれないなと思いました。ある意味結構映えるゲームですね。
記録シートのチップの色が(予算の都合とはいえ)白いのがちょいと見づらいかもしれない。小さくてなくしそうで怖いっす! まあ代用品使えばいいんですけどね!
ittabi
内容はずばり! おしゃれな大喜利! 変則的なキャッチョコですね。
カードを3枚と観光地を組み合わせて、観光地をテーマに沿ってプレゼンするゲームです。
大喜利部分に関しては属人性の問題なのでこれ以上書くことはないのですが(私は不得意だし)、アートワークをおしゃれに振りすぎて(アクションカードのイラストはシンプルで好みである)UIがクソクソのクソすぎて、今まで商業同人ボードゲーム様々見てきた中で最小のフォントサイズでした。
というわけで、若者のゲームです。いや若者でも読めんだろこれ。
お題に対して並べられる観光地を選んでから、アクションカードをもらうのですが、これ、アクションカード3枚をもらってから観光地を選ぶ方がプレイする側としては考えやすいんで、もしこれから遊ぶ人がいるのであればそうした方が遊びやすいと思います。実際、プレイ中にアクションカードと観光地のかみ合わせが悪すぎて詰むパターンがかなり多かったです。また、上記のパターンから、マリガン(手札1度だけ総取っ替え)を認めるやり方にして遊んでいました。ローカルルールですが遊びにくいと感じたら採用してみてください。