邪教の大神官は二度ノックを鳴らす

ボードゲーム関連ブログ。だいたいレビューと感想。本家ウェブサイトはhttp://tantramachine.com

Bungee(バンジー)

 2人~5人

30分~40分
2007年~
システム:Haim Shafir
アート:不明
Amigo Spiel + Freizeit GmbH

 

☆どんなゲーム?

 とにかく早く手札を5点以内にしましょう。手札の数字が少なければ少ないほどよし! 場のラッキーカードはそのプレイのみ0点になるのと、バンジーカードは自分が勝ったときだけ0点で負けたら10点なので、この二つをうまく利用して手札を減らしていこうというゲームです。

 

☆レビューとか

 個人的には、プレイ感含めてクニツィアZEROに似てるなと思いました。それ以上ゲーム的に特筆すべきところはないのですが、ZEROっぽいゲームが好きなら盛り上がると思います。どっちを買うかはもう完全に好みじゃないですかね……。バンジーカードのせいで勝ったときと負けたときの点数差が、ZEROより遙かに極端になりがちなので、派手に得点が動くゲームが好みならバンジーの方がいいかもしれません。わしはZERO買っちゃったので買うことはないですが、これはもう完全に好き好きの世界かな。

 一応、ZEROは限られた手札の中でもっちゃもっちゃカードをいじくる関係上、相手の手札を類推するとか集めるカードを変える時のタイミングとかの要素がありますが、バンジーは山札からひたすらカードを引いていくだけなので、場読みやバンジーのタイミングはあまり影響してこないです。とにかく自分の手札が5点以下になったらさっさとバンジーした方がいい感じがします。そういう意味でZEROの方が情報が多い分バンジーがライトです。

 結論からすると、ライトだけどより思考を求められるのがZEROで、もっとパーティよりなのがバンジーです。