邪教の大神官は二度ノックを鳴らす

ボードゲーム関連ブログ。だいたいレビューと感想。本家ウェブサイトはhttp://tantramachine.com

Codenames(コードネーム)/Codenames: Pictures(コードネーム:ピクチャーズ)


2人~8人

10分~20分

2016年~


システム:Vlaada Chvátil
アート:Stéphane Gantiez/Tomáš Kučerovský
Czech Games Edition/MINDOK/Bergsala Enigma/ホビージャパン

 

◇どんなゲーム?

 2つのスパイ陣営に分かれ、リーダーから与えられるヒントで、コードネームから素早く味方スパイを探しだそう! 場札派共通なので、間違って相手の陣営のカードにアクセスすると相手に利してしまうぞ! また、一人だけ紛れている暗殺者にアクセスしてしまうと、どんなに味方スパイを見つけていても即負けだから注意しろ!

 2016年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作!

 

◇レビュー

 私はこのゲーム好かん。ほぼNfM。(その前提で読もう)

 っていうか、赤ポーン(その略し方はどうなんだ)、地雷多いんですよ……。プロフィールにも書いてるんですが、カタン、ブラフ! キングドミノやディグシット、アズールもあんま好きじゃないし……。ああ、アズールは地雷って程ではないですがあんまり……。

 私のコードネーム初プレイは、いきなりピクチャーズとコードネームを混ぜたバージョンでプレイしたのですが、単体の方が良かったかなあと思っています(その後、コードネーム単体だけでも遊んでいますが)。ピクチャーズ遊びづらいわ。

 広めのテーブルでやったので、端っこの絵が視認しづらく何描いてあるか解りづらくで(近くで見ると解る絵)老眼勢には辛いです。あんま広いテーブルでやらなければいいだけの話なのですが、この手のゲームで絵柄の視認性ってかなり重要なので、一枚そういうカードがあるだけでプレイへの没入感を大幅に阻害する。つらい。少なくとも、ピクチャーズはカード大きくして下さい。お願いします。→(追記:コードネームのXXLサイズ版が出ました。この感じだとピクチャーズもXXL版出そうですね)

 また、リーダー役になった場合ヒントを出すのがすごく難しくて、どうしてもダウンタイムが長くなりがちなんですよね。そこもたるいし、いざ自分がリーダー役になった場合、ヒントがうまいこと作れなくて相手を待たせてるプレッシャーがすごく辛くて、もうその時点で楽しくないんです。

 このゲーム、更に、奉行問題が頻繁に発生するタイプのゲームです。チームメイトが親しくなければないほど、最初に発言した人やら慣れてる人やらのソロプレイになりがちだし、相談内容を堂々と相談しづらい(相手のヒントになりかねないので)。

 まあ私初プレイで奉行やられてその人のソロゲーになった回があるので、もうあんまやりたくないし、自分がいざ一緒に初対面の人と遊んだ時も、相手が遠慮してそれでいいって言われちゃったりして、チームプレイって言う感じにしにくいなー、という感じがしたので、初対面の人とやるタイプのゲームでは、少なくとも、ないですね。仲のいい人とだけボドゲするならいいと思いますが、ボドゲカフェで遊びたくはないです。