邪教の大神官は二度ノックを鳴らす

ボードゲーム関連ブログ。だいたいレビューと感想。本家ウェブサイトはhttp://tantramachine.com

Nightmare Castle(ナイトメアキャッスル)

boardgamegeek.com

bodoge.hoobby.net

3人~6人

15分前後
2015年~
システム:高竹嵐
Swan Panasia Co.

◇どんなゲーム?

 吸血鬼の館に閉じ込められたプレイヤーが、屋敷からの脱出に必要なアイテムを集めて脱出します。会話で情報を集めるのがNGで、伝えていい情報は色か、アイテムの形かのみ。時計が12時を回るまでにアイテム全てを回収して脱出しましょう! 台湾最大メーカー・スワンパナシアの情報制限系の神経衰弱ライク協力ゲームです。ゲームストア・バネストで絶賛販売中。

◇レビューとか

 HANABIライクな時間制限ありの神経衰弱。(HANABIの影響を制作者が公言しております)

 カードは絵柄4種類*白黒2色のカードが同じ絵柄のものが各2枚計16枚あり、時間ボードをトークンが一周する間に全部のカードを表向きにすることで勝利となります。3ミスもしくはタイムオーバーでミッション失敗です。

 このゲーム、情報確認の会話があるかないかで難易度がものすごく変わるので、最初にどうするか確認しておいた方がいいです。情報確認ありにすると大幅に難易度が下がるので、初心者プレイヤーが多ければ情報確認ありにするといいでしょう。

 キャラクターカードの能力には、1ミスキャンセルできるものや情報を余分に出せるカードがあり、これも有効活用すればかなり有利になります。とはいえ、情報確認ありだとキャラカードの能力なくても初見でクリアできるくらいです。

 成功したときの達成感は高いのですが、公開/共有可能な情報が限られているので、情報確認なしでやると、1ゲーム終えると結構疲れます。

 アイテムカードの絵柄は結構好きな感じです。(キャラカードは……微妙)台湾メーカーのゲームではありますが、スワンパナシアは頻繁にゲームマーケットに出展しており、また、ゲームストア・バネストでも定番として扱っているゲームなので、今でも比較的入手しやすいと思います。