邪教の大神官は二度ノックを鳴らす

ボードゲーム関連ブログ。だいたいレビューと感想。本家ウェブサイトはhttp://tantramachine.com

Sau Mau Mau(サウマウマウ )

2人~5人

20分~40分
2018年~
システム Klaus Kreowski
アート Nora Nowatzyk
Ravensburger Spieleverlag GmbH

 

どんなゲームかとかレビューとか

 一言で言うと、UNOレースです。何を言ってるかわかんねーと思うが、UNOですわ。レース。

バ~カが~見る~♪サウマウマウのケツ~♪ しっぽまで作り込まれたフィギュア! ブタ好きにはたまりません!

 箱を開けるとまず豚のフィギュアが目を引きます。なんでこんなリアルな豚が……。木のコマで良くない? と思いますが、ゲームを終えればあら不思議! もうこのフィギュアでのプレイしか考えられなくなってますから! 我々はプレイ時に茶色の豚にチャーシューとか、黒豚に鹿児島黒豚とか勝手に名前をつけておりました。仲のいい友達同士で遊ぶなら、勝手に実況ごっこなどをするのも楽しいかもしれません。

 ルールは出したカードの色の豚を、数字分だけマス目を進めます。ドロー2とスキップとワイルドはありますが、リターンはありません。その代わり、一番ビリの豚を3つ下げるカードがあります。なんでトップを3つ下げるんじゃないの??? 謎。まあ知った事ではありませんが収束性を上げるためなんでしょうか。

 途中で勝ちそうなブタに賭ける必要がありますが(賭けないと点数もらえないので)、ブタに賭けるor賭けたカードを変えるとカードを山から引かなければならないので、かなり手番が遅れます。4ラウンド中ブタがゴールにたどり着いたのが一回だけで、ほぼ手札を使い切って終わってたので、そういうゲームじゃないのかもしれませんが、何故か特定のブタをガンガン進めたくなる不思議……もっと勝利を目指してガチにやればそういうプレイにはならないのかもしれませんが、特定のブタが大体ぶっちぎりでトップになる事が多かったです。まあ、ほら、UNOだから。

 UNOしか知らない勢にボドゲの導入として遊ぶにはかなり良いゲームだと思います。何せUNOですが、UNOじゃないっていう。あと、ブタ好きとしてはこのフィギュアはとても愛おしいです。たまにひっくり返して焼き豚めーってやったりするんだけど(笑)。

 ただ、このゲーム、ボードがでかいだけに上げ底で、箱がスカスカなんですよね……(笑)。