邪教の大神官は二度ノックを鳴らす

ボードゲーム関連ブログ。だいたいレビューと感想。本家ウェブサイトはhttp://tantramachine.com

Attack of the Jelly Monster(アタック・オブ・ジェリーモンスター)

3人~5人

15分~25分

2018年~
システム:Antonin Boccara
アート:Guillaume Duchemin
Libellud/アークライト

 ダイスをひたすら振って、エリアにダイスをおいていき得点を確保するアクション系エリアマジョリティゲーム。

 ダイス目によって能力があり、他プレイヤーのダイスを真ん中のエリアに追い出したり、より高い点数を確保したり相手の点数を下げたりする事も出来る。とにかく早くダイスを置けば点数を確保したいエリア1ヶ所を自分のダイスカバーで封鎖出来る。

 と言うのをリアルタイムでやります! せーのでダイス振って、一個ダイスを置いて(置かなくてもいい)、また振って、置いて、振って、振って、振って……。と言うめっちゃ忙しいゲームです。

 こういうのは苦手な人はとことん苦手で、私も苦手なタイプのゲームなのですが、ワチャワチャやるのが好きな人にはたまらないと思います。ワイワイ賑やかに盛り上げたいなら、この手のアクションゲームは一個は欲しいですね。得点タイルとか、ダイスカバーとかが吹っ飛んでいって壊れたり、パーツなくしそうな気配がプンプンします(笑)ので、遊ぶ場所を選ぶ感じはします。

 テーブルの配置的に有利不利が出やすいので、席替えをするとか、丸いテーブルやせめて正方形のテーブル、畳の上で遊ぶとか(畳だと腰が痛くなりそう)工夫の余地がありそう。システム的にはめちゃくちゃ子供向けなのですが、パーツが細かいのが悩ましいです。ダイスは別に付属のダイスでなくてもいいので、大きいダイスに差し替えても……まあ数がめっちゃある(1プレイヤー7つ)のでお金かかっちゃいますが……良いかも知れないです。アートワークもなかなか綺麗で良く出来てるのではないでしょうか。

 こちらはプロモタイルです(袋に入ったままになっていますがご容赦下さい)

 右のタイルはスイッチが2つあり、スイッチの切り替えによって、トップがたくさん点数をもらえるか、2番手がたくさん点数をもらえるかが変化します。マジョリティが必ず有利とは限らない訳ですね。(他にも、スイッチの位置によってはマジョリティを取ったプレイヤーが他プレイヤーに点数を払わなければいけないタイルがあります)