2人~6人
20分前後
2017年~
システム:大谷 直史
アート:わと
コロンアーク
◇どんなゲーム?
全員で同じお題から同じカードを出す協力ゲーム。全員が共通のカードを持ち、テーマをオープン。手番プレイヤーがテーマから連想する物をいい(色の名前がついているアイテムを言ってはいけない)、そこから他プレイヤーが連想する色に対応するとおぼしきカードを決めて伏せる。5回繰り返し、オープンして全員が同じ色のカードを出していたら勝利です。
◇レビュー
シンプルなルールながら遊びやすい、パーティ系の協力カードゲーム。ルールは全員でお題から同じ色を出す、というわかりやすいルールなので躓く事はあまりないかと思うが、皆にわかってもらえそうな最大共通項を考えるのはなかなか難しく、また、世の中には色のついたものの名前がいかに多いかと言うことを思い知らされます(笑)。これで色をイメージさせるのは無理やろ、というお題も結構あるので、そこで結構ダウンタイムが発生してしまう気がします。
シンプルだがカードデザインもよく、トークや連想が得意でなくても出来るゲーム。ただ、カードの視認性自体はよく考えられているが、色がテーマなので「遊べない」プレイヤーはいるかもしれない。
必ずしもがつがつと勝利を目指していくゲームではなく、むしろ答え合わせの後の、何故そのカードを選んだのかの各プレイヤーの主張や思考の語り合いを聞けるのが面白く、むしろここがこのゲームのキモであるかもとすら思います。
子供相手でも十分遊べるゲームですが、初対面のプレイヤーが集まった時に、打ち解ける為のファーストゲームとして活用できる優れたパーティゲームです。逆に、お互いのことがわかりきっているクローズドなゲーム会ではあんまり生きなさそうな気もします。