邪教の大神官は二度ノックを鳴らす

ボードゲーム関連ブログ。だいたいレビューと感想。本家ウェブサイトはhttp://tantramachine.com

ゲームマーケット2021秋 秘教機械 土オ05 出展情報

ゲームマーケットの出展情報と作品の事前予約メールフォームです。

 

docs.google.com

新刊

架空のカードゲームアートワーク本「Set Collection」予価500円

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A6 オールカラー 20ページ

参加作家(敬称略アイウエオ順)

 架空のボードゲームのアートワーク本(兼、ボードゲームアートワークを担当してみたいイラストレーターと作り手を繋げるポートフォリオブック)です。

 すごく限られた層のために作られた本なので、部数はかなり絞ります。なので、ほしい方は是非予約してください!(と宣伝)

 私が、この方の絵はボードゲームに向いているのでは? と思っていた方、および、既に現役でアートワークを手がけた経験のある方をお呼びして(結果としてほとんどの方が一度はカードゲームないしボードゲームのアートワーク経験者ということになってしまってますけどw)是非この人のアートワークでゲームを作りたいと思わせたら勝ち! 今日の勝ち(ナナワリさんですか?)

 

既刊

ボードゲーム漫画本

ボードゲーム汎用拡張カード

  • ゲームタイトル編 2000円
  • モチーフ編 1000円

その他

グッズ ミニトート 1000円(1個のみ)

中古ボードゲーム各種

委託

Mysterious Treasure マーダーミステリー「四人の探偵 第一話 呦呦と鹿は鳴く」5500円

Grun Games

  • 「わかってダーリン」
  • 「ボブヘアージテン」

(価格未定、試遊・予約ともに不可)

ポッドキャスト#6はオールタイムベストボドゲ5

Anchorがメンテ中なのでYouTube先行公開です。(アップロードしたらAnchorも追加します)

www.youtube.com

 

 今回はボドゲラジオ研究会様よりのリクエストにより、オールタイムベストボードゲーム5!
 実はランキング企画はいつかやろうと言っていたのですが、まさかのリクエスト!
なおランキングは是非本放送をご確認下さい! サムネイル? 何のことかなハハハ!

 なお今回も収録2時間越え、かつあきらちゃんのmac側の音声がめちゃくちゃノイズがひどくて大変聞き取りづらいかと思います。申し訳ないのですが私では解決いたしかねます故、原因究明や改善に何か一家言ある方は、是非ともアドバイスなどいただければ私とあきらちゃんが喜びます。なおiPhoneでの通話は、これはこれで音がブチブチしちゃうんで使えないという……。

 

なお、ボドゲラジオ研究会様は、今年の秋(2021)のゲームマーケットに出展、頒布を予定されているそうです。
興味のある方は是非ご覧下さい。土曜日のみの出典だそうです。
ボドゲラジオ研究会>Twitter@Bodogepodcast

 

感想は#それリビ でよろしくな!

それはそれとして実績解除

 地道に実績解除してます。

 8月は足を剥離骨折してしまい(会社で)全然対面ボドゲをしなかったので、9月入ったらちょいちょいやっていこうかなーと思ってはいます。

 

 BGAがアスモデに買収されたので、コロナ禍や私のボドゲ仲間にしてPodcast仲間のあきらちゃんが引っ越ししてしまったことで、テストプレイがTTSをメインにするようになり、オンラインプレイの比率が激増しております。

tgiw.info

 

 ジャイプルがプレミアム入りした関係で、よく遊ぶのはベータ版のトロワダイスソロプレイとラッキーナンバーばかりですが、アルファ版にDEUS(レビューはこちら)が入ったことでドゥジャラー(また新しい言葉を作る)としてはやらざるを得ないというか元々やってみたいタイトルだったのでインストをお願いして遊び倒してきました。一日に3回もプレイするとは思わなかったよ! ついでと言っては何ですがあきらちゃんとたかみぃぷるさんの推しゲーであるシャハトのブルゴーニュを遊びました! やってみたかったんじゃ!

 実はシャハトは倉庫の街だけ遊んでたのですが、倉庫の街は本当に辛いゲーム🥺だったのでシャハトが好きになれるか自信がなかったんです。でもブルゴーニュはそんな難しくなくて普通に面白いですね! 負けたけど! 自分的にはプエルトリコ枠のゲームですかね。盤面を粛々と埋めていくだけで楽しい的な奴です。「#それリビ」Podcast5回目でおかんさんがいみじくも述べていらしたように、タイル配置はタイルを敷き詰めるだけで楽しいんです。

 

 まだアグリコラ職業入りなど色々実績解除できていないゲームがたくさんあるので、今後しばらくはBGAで重ゲーもちょいちょいやっていこうと思います。トロワも最近全然やれてないしね……(トゥルネーの方が回ってるw)。

DEUS(デウス)

boardgamegeek.com

 

bodoge.hoobby.net

 

システム Sébastien Dujardin

アート 
Maëva da Silva
Christine Deschamps
Paul Laffond
Ian Parovel

2人~4人

60-90分

2014年

PearlGames/ホビージャパン

**どんなゲーム?

 自分の文明を一番発展させた者が勝ち!
 文明を発展させるために建物を建てたりエリアマジョリティ蛮族を撃破やら交易やらで稼ごう! と言うゲームです。

 カードのプレイングに特徴があり、カードをプレイするor捨てて捨てたカードの種類による特殊能力でボーナスを得るかの二択です。カードをプレイすると同系統のカードが再度起動するので同色を集めたくなりますが、得点源の神殿カードは平たく色々な種類のカードをプレイしないとたくさん建てられません。

 

**レビュー

 BGAアルファ版でプレイしたのでスクショなどはナシです。PearlGames好きなのでドゥジャっておかなければと思い(また変な造語を作る)インストをお願いしつつBGGにアップされた日本語ルールを参照などさせていただきつつ取り組みました。先達のあらまほしき事よ。

 ルール説明などははしょりますが、一日で3回もデウスを遊んだ人はなかなかいないんじゃないかと思いますw まあ全て最下位でした。お察し。

 色々なところで散々書かれておりますが、大変収束性の悪いゲームでございます。7Wondersで言うとこのギルドカード的な神殿のコマがストックから枯れるか、さもなくばみんなの資源(笑)蛮族狩りが完了したら最後に一手番して終了なのですが、明らかに特定のプレイヤー以外が取りに行っても旨くない場所、囲碁で言うところの死に石的な手をわざわざ他プレイヤーが打ちに行く必要もない場所であったり、そもそも取りに行くべきプレイヤーがそのカードを引けてないとかでゲームが終わらないと言うパターンが頻出します。このゲームプレイの前に軽く情報を仕入れては居たのですが、ぶっちゃけ初手はカードドローよりもボードの如何に良いポジションを取るかが超超超重要で、青のカードがとにかく終盤に必要になる為(※置けないとゲームが終わらない箇所が複数出てくるうっかり蛮族集落に目を取られて水に囲まれたへんぴなエリアなんかを取りに行くと終盤何もできないみたいなことは普通に起こります。なお一応勝利点3点を消費することで、外周の好きな空きスペースに建物を建てられるようになりますが、勝利点に絡めるようなところは大体みんな序盤で取るからね……。もちろんそれで巧く得点を稼げそうなところなら飛び込む価値はありますが、それをやるなら中盤~後半で、終盤ではないです。
 テラフォーミング・マーズみたいに得点を稼ぐためにゲームを終わらせる、と言ったようなプレイヤーに依存したゲーム終了条件のコントロールではなく、純粋に「終わらせられない」なので消化試合延々する的な展開にほぼ必ずなるのでホンマ辛いっすわ。

 とにかくこのゲームは青と赤のカードが異常に重要度が高いのですが、青は序盤積極的に打つカードじゃないし、そもそもカードの能力が資源交換なのですぐ打ってもうま味がない。多分青が序盤強くないのはわざとなんでしょうけども……。
 エリアマジョリティで得点源たる蛮族集落を取得するのがメインの得点源ですが、ぶっちゃけそこをあまり絡まないようにしてもそこそこ得点が取れるようではあるので(でも相当特化しないと難しそうだし、特化戦略だと第二の得点源である神殿が配置できないんですよね)中途半端に色気を出さずに建物得点で絞っていけば実はまあまあ稼げたりするのだろうかと思ってはいますけど、どうなんでしょう。

 とにかく、マップ初期配置でババをつかまされないことが重要であるとか、収束性がぐだぐだなところとか、どう考えてもこれ製品版じゃなくてベータ版ですよねディベロップメントもうちょっと真面目にやれやって言う気持ちでいっぱいになっちゃいます。確かに面白くはあるんだけどね……。リプリント版が今年出るそうなので、ルールが大幅に改稿されていることを期待したいです。ソレニアみたいな綺麗なゲームも作れるだろドゥジャルダン! 第二版が出たら、もしかしたらモジュラータイルの水面が大幅に減ってるかも知れませんね。

 あと今時感あふれるポリコレ的な、もしくは歴史・神話ベースのお話なんですけど、ギリシャ神話テーマっぽいのに(曖昧)、なんで蛮族襲撃して勝利点なの? テーマ的にもあまりあってないし蛮族=異邦人を攻撃して点数を稼ぎます、って違和感がぬぐえませんでした。まあテーマ適当に乗せたのかも知れないですけど、今時のヨーロッパで移民もいっぱいいるのに異邦人を攻撃して勝利点って非常にポリコレ的に物議を醸しそうですよね。まあ昔だから良いのか……? だとしたらもっと設定を神話に寄せたらいいのに。どっちに寄せても絶妙に微妙にテーマに合ってなくて違和感でお尻もぞもぞしちゃう。

 試みは買うので、第二版でどれくらいゲームバランスやルールや設定に手が入っているか見てみたいです。でもBGAがアルファ版でこれから第二版が出るって事は第二版に寄せたのが今のルールなんかなぁ?

Podcast それリビ#5 フリートーク from America

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anchor.fm


 今回はゲストにBigCatGames、北米発おかんキャスのおかんさんをお呼びして、フリートークと言う名のタイル配置ゲームトークをしております。

※今回の放送は「インディアン・サマー」sageや「アレクサンダー・プフィスター」disがてんこ盛りのため、ファンが聞かれるのは推奨しません。プフィスターはまあ知ってるか(

*今回主に取り上げたゲーム
カルペ・ディエム
キングドミノ
パッチワーク
インディアン・サマー

BigCatGames
 https://www.bigcat.games/

 

感想ハッシュタグは #それリビ

【ゆっくり】くろまくたちのボドゲ紹介#12 フィル・ウォーカー・ハーディングのゲームを語る【ボードゲーム】

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 地味で手堅い、でも、やっぱ好きなんだよな~~~と言うフィル・ウォーカー・ハーディングの動画です。無難王って失礼にも程があるな! と自分でも思いました。でもこのデザイナーさんって作品は知られてるけどあんまりゲームが濃くないから、もっと本人が認識されると良いなあと思ってあえて失礼キャッチを付けてみたわけですwww

 完全に専業ではないそうなのですが(日曜日に教会でアルバイトしてるとか)アドベンチャーゲームシリーズがヒットしているようなので、注目ですね。

Mary Anning A life of curiosity ゲーム紹介

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 まあ、アレですよ。ZenobiaAwardのFinalistになれなかったんですよ、このゲーム。

 このゲーム製作には初期段階から関わっている……と言うか、ZenobiaAwardに作品出すようにけしかけたのは自分なので(笑)このテーマを選んだのも実質私な訳で、テストプレイも何度となくやらせていただいていました。

 かなり複雑で、もっとシェイプアップはしなければならないとは思うのですが、シェイプアップが必要! と言う度新しいルールと新しいボードが増えていくので(笑)(笑)(笑)まあ私が作っているわけではないのでね。とまれ、とにかくこのゲームは複雑ではあるものの、面白い事もまた間違いなく、何とか世に出したいと苦闘しておりますので、是非とも皆様の応援、拡散、宣伝へのご協力等々お願いいたします。