邪教の大神官は二度ノックを鳴らす

ボードゲーム関連ブログ。だいたいレビューと感想。本家ウェブサイトはhttp://tantramachine.com

アドベンチャーゲーム:モノクロームINC.(ネタバレあり)

boardgamegeek.com

bodoge.hoobby.net

1人~4人

90分×3
2019年
システム Matthew Dunstan, Phil Walker-Harding
アート Maximilian Schiller
KOSMOS/グループSNE


 アドベンチャーゲームシリーズの第二弾、3ヶ月くらい寝かせてようやくプレイ出来ました! 4人プレイで全キャラ使用してのプレイだったのでゲーム周りの進行は比較的楽でした。
 なおこのレビューにはネタバレが多々あります。ご了承の上でご覧下さい。

 

 まず最初に、一番大事な事なので書いておきます。

 このゲームはグロ要素があります。苦手な方には決して勧めないで下さい。

 反社会的・反倫理的なテーマを扱っています。

 メンタルヘルスに関する明白に間違った描写があります(後述)。

 以上です。とても大事な事なので何度でも言っていきたい。

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ゆっくり動画#8 知略悪略

t.co

 

t.co

 

 今回の動画は知略悪略を取り上げました。

 同人誌の表紙にネタとして使うなどしており、以前から何やかんやしたかった作品ではあるのですが、この際さくっと作っちゃえという事で作りました。制作時間もそんなにかかりませんでしたしね。でもネタはちょっと苦しかった。

 作った後で思うんですけど、シュティッヒェルンに言及してから説明した方が良かったのかなぁ。シュティッヒェルンはマンガのネームまで描いたけど、あんまり面白くなくて没にしました。シュティッヒェルンは私のトリテ嫌いを取り払うきっかけとなった作品なので、思い入れがあります。

ゆっくり動画 #7フリードマン・フリーゼ

www.youtube.com

 

www.nicovideo.jp

 

 何かもうちょっとあれこれしたかったんですけど、結構難しかった。
動画自体は結構さくっと作れましたが、YMM4の場面変換がうまくいかなくて何かぶつ切れになってしまったので、画質は荒れるけど動画に変換してからAviUtlに変換した方が良いかな~。次からは直しますね。mp4じゃなくてAviにすればいいのか。

 電力の拡張マップは朝鮮半島とインドしかやった事ないです。もっと色々やりてぇ! まあ持ってないんですけどね(カードゲームの方が好きすぎるので、あんまり電力を買おうという気持ちにならない。まあ買っといてもいいんだけど……)。

Podcast始めてみた。

ボドゲ仲間のあきらちゃんことAkira SaitoさんとボドゲPodcastを始めました。

 

anchor.fm

 

www.youtube.com

 

第1回がZenobiaAwardについて話してるという(しかも制作・ディレクション視点という誰得な話題……制作者の人くらいしか興味がなさそう)濃すぎる話題のPodcastですが、テーマ硬軟取り混ぜて続けていこうと思いますのでよろしくお願いします。あとゲストも時々呼びたい。

今日のボドゲ関連覚え書き

ゲームカフェぶんぶんに寄贈されたボドゲ作家の色紙を廃品業者が転売

page.auctions.yahoo.co.jp

 似たような話だと某ショップが寄贈された同人ボドゲを「遊ばれなかったので」と放出してたって言う話がありましたね……お店側の寄贈ではなく廃品業者の転売では? との話ですが、確かあそこはお店をやめてもパブリッシングはやっていたので、その在庫とか、どうされてるんでしょうかね……怖いですね……。

 

 まさか、パブリッシング自体は続いてる……?(もっと怖い考え)

My Cityを終わらせたのでネタバレありで記事を書くよ(※未プレイの人は読まないでください)

 今回はバレが有るため画像は貼りません。悲しい。ぴえん。

 クニツィアのMy Cityを買って4人でプレイしました。

 クニツィアがレガシー? というフレーズに惹かれて買いましたが、キャンペーン方式のレガシーゲーは殆ど遊んだ事がないので他ゲーとの比較は無理です、すいません。

 プレイした感じだと、10時間強くらいでキャンペーン終了出来そうです。1日だとちょっと厳しいので、2日間くらいで一気に遊ぶのがよさそう。一日1チャプターって言う遊び方よりは、一日か二日で一気に遊んだ方がゲーム性のダイナミックな変化を感じられて楽しめるかもしれない。

 ゲーム設定の変化が劇的になるのは中盤以降なので、序盤はやや盛り上がりに欠けますが、1プレイがとにかく早く、ガチめのパズルなのでかったるさを感じるようなシーンはほぼなかったです。

 ゲーム性は、近年のクニツィアのパーティ感あるゲームと比較するとかなりガチな方のクニツィアです。運要素はままありますがかなり苦しく悩ましく、クニツィアディレンマというすでに我々が忘れかけたあのフレーズが脳裏を何度もよぎり、クニツィアへの呪詛を吐きながらのたうち回りました。ぶっちゃけクニツィア死ねって言ったのは初めてだと思う(おい)しかも何回も!(死なないで下さい)

 とはいえ、ゲームとしては殆どインタラクションのないソロゲーで、インタラクションは中盤以降のチャプターでの早取りくらいしかないかな。プレイ感は紙ペンゲームに近いと言えます。殴り合いのディレンマではなく、如何に限られた手で最善手を尽くすか(そしてカードのめくり運に裏切られるか)というパズルです。なので、パズルゲーが好きな人はめちゃくちゃ好きだと思います。そう言えばクニツィアポリオミノゲーって初めてじゃないかしら。そういう意味でもクニツィアの初物を押さえたい人はやっていいタイトルです。

 ただ、好みで言うと苦手な方のクニツィアでしたね……。途中で差がつくとほぼ逆転不可能です。ゲームとしては面白いのは間違いないのですが、自分には不向きでした。バランス自体は平たくするように工夫されてるのですが、同レベルのプレイヤーが揃って遊ばないと、一人長時間お通夜になるので、そこがネックと言えばネックです。
 永遠モードも多分やらないので、こういうコンポーネントがしっかりしたゲームがレガシーだともてあましますね……。

こんな人にお勧め

・パンレガやグルームヘイブンは長すぎてエタりそうなのでレガシーゲーにチャレンジできてない人(冗談)

ポリオミノのガチパズルが好き

・紙ペンゲー好き

クニツィアジレンマのキツイやつを味わいたいマゾゲーマー

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