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bodoge.hoobby.net
2人~6人
60分前後
1995年~
システム:Reiner Knizia
アート:David Cherry/Vincent Dutrait/Dominique Ehrhard/and more...
ABACUSSPIELE/Amigo Spiel + Freizeit GmbH/Asmodee/グループSNE
◇どんなゲーム?
競りゲーの名手、ライナー・クニツィアの三大競りゲーの一つ。競りで競った商品と船のマジョリティを稼いでいき、得点を競います。
◇レビューとか
※メディチカードゲームを先にプレイしています。
※Dis内容の多いレビュー(完全日本語、SNE版)なのであんま真面目に見ない方がいいです。
まず、ボードゲームとカードのデザインがクソ。洗練されていない(いきなりのダメだし!)。なんだこの薄黒いボードは(写真参照)。ドロップシャドウ使いすぎでしょ! あと縁取り文字多すぎ色がちかちかして目に優しくないし読みづらいわ! 特に陶器のカード! なんであんな青ばっか使うの! 同系色で縁取りしたら縁取りする意味ないでしょ! 全くわくわく感がないぞ! 日本語版だからなのか元々のデザインがダメなのかわからんがデザイナー出てこい! あっクニツィアさん、あなたじゃないです。デザインだけでもリメイクして欲しい。弱小同人ゲーム並みのクソダサ感。同人ゲームがダサいのはデザイナー雇えるお金が無いからしょうがない。だが、クニツィア先生のゲームだぞ何とかしろ! パッケージは良いのに! 多分実プレイ写真をあげるとめっちゃ面白くなさそうに見えるゲームコンテストをしたらワーストぶっちぎりだと思います。偏見です。
さらにいうとこの得点ボードのデザインが超クソ! 誰だよこんなボードデザインにしたの。真ん中で二つに分かれてて左(写真下)が1-50で右(上)が51-100ってわかりにくすぎだわ! 普通に横にしろよ! 何度も間違えただろ!!!
しかしゲームの内容は実に洗練されていて、かなりがっちがちの競りゲーです。しかし、競りよりも、どのカードを取ってどのカードを取らないようにするかを考える感じのマジョリティゲームの色彩が濃いように感じました。自分が遊んだ時は、みんな欲しくないカードは露骨にパス、一人だけ欲しい時は1フロリンとか2フロリンの安い値段でガンガン落としていたので、ガチで競り合うシーンは殆どありませんでした。そういう意味で競りの要素は、競りゲーながら、ゲームにおけるトータルの影響は意外と小さいと感じています。
船の数字トータルの数字比べと、各商品の(カードの数字関係ナッシン)マジョリティ比べで点を稼ぐのですが、どっちを重視したら良いか全然わからず結局どっちつかずのぶっちぎりビリだった(全員100点越えの中、一人だけ100点行かないくらいのビリ。写真でいうと紫)のですが、そういう判断力ががっちがちに求められる実にクニクニしい(造語)ゲームです。プレイ感はいうほど重くないしルールは簡単ですが、ガチです。クニツィアの中でもかなりガチ寄りです。ゆるクニツィアばかり遊んでいたので、ガチのクニツィア節を堪能しました。
自分の特性上、超近視眼的でマルチタスクが全く出来ないため、面白いと思うのですがゲーム的にはちょう苦手で全く勝てないタイプのゲームです。ですが面白いです。個人的には、余り競り要素が強くないと感じたので、競り要素のないメディチ・カードゲームの方が好きかな。真っ黒ボードないし。プレイしていて、どうしてもセットコレクション好きなのもあってピラミッドのトップを目指そうとしてしまい、船マジョリティをおろそかにしたのでぶっちぎりのビリでしたが、このゲームはセットのマジョリティより圧倒的に船マジョリティの得点が高いので船マジョリティを素直に目指さないと死にます。次はもうちょっとがんばれるかなあ……。でも多分同じ轍を踏むと思う。余計なカードを取らないようにするのが難しすぎる……でもそういうの好きな人にはオススメ出来るし、名作なことは疑いないです。ボードとカードのデザイン以外は最高にいいゲーム。
※後で、SNEが特別ひどいだけだから! って言われたのでググって爆笑した。
こ れ は ひ ど い 。ボードやカードのデザイン予算をけちって社内でやりくりしたたとしか思えない。
カードデザインはフランス(リュイメーム)版がマルセイユタロットっぽくて好きです。ただし競りのルールが一巡のみではない模様。特殊カードあり。
ボードデザインは間違いなくグレイルゲームズ版が至高。*1